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6. 中学生のみなさん、この事実を知っていますか?
UPDATE . 2020.11.27院長だより
歯肉炎は、学年が上がるごとに増えています。文部科学省平成24年度学校保健統計調査によると学年が上がるごとに、歯垢の状態と歯肉の状態が増えています。どうしてでしょうか? 学年が上がるごとにしっかりしていくはずなのに歯磨くがよくできていない歯垢の状態や歯肉炎になっている歯肉の状態の比率が高まっています。
本来でしたら、学年が上がればブラッシングは良くできると思います。歯肉炎も歯周病も、生活習慣病の一つです。歯肉炎になっている場合、勉強やクラブ活動などで忙しくなっている生活を見直すことも必要かもしれません。「部活むし歯、夜ふかしむし歯」って知っていますか?
部活の後の清涼飲料水や夜ふかしのスナック菓子などを口にした後で、ブラッシングしないで寝たりするとむし歯になりやすくなったりします。 第二大臼歯の頬っぺた側は、むし歯や歯肉炎になりやすい場所です。
第一大臼歯までよくブラッシングされているのに、第二大臼歯の頬側に歯垢が付着しやすく、むし歯になっていることがあります。口を大きく開けてブラッシングすると、その場所は磨きにくくなります。
(1)歯ブラシを上の歯の奥の第二大臼歯の頬側に入れてみてください。
(2)口を大きく開けてみてください。
(3)歯ブラシが前のほうに押し出されてくるのがわかると思います。
第二大臼歯の頬側を磨く時は、口を軽く閉じて頬側を緩めてブラッシングしてください。そのことを、第二大臼歯がでてくる前に知っていると、むし歯予防につながります。
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